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疲労骨折予防の10か条

疲労骨折とは、骨にごく小さな力が繰り返し加わることによる骨の疲労現象です。骨に微細な損傷を生じ、最終的には明らかな骨折に至ることもあります。ランニングなどのように繰り返し負荷がかかることで発生し、特に長距離ランナーに多くみられます。

  • 起こりやすい年齢・部位

    年齢は10代に多くみられ、16,17歳がピークとなります。
    部位は脛骨(すねの骨)に最も多く発生し、次に中足骨(足の甲の骨)に多発します。脛骨と中足骨で疲労骨折の全体の7割を占めますが、体のあらゆる部位に生じます。

  • 診断

    日常生活に支障はありませんが、スポーツ活動中に痛みが出ることが多いのが特徴です。疲労骨折の場合、腫れがないことも多いですが、指で押した時に痛みは強くなります。
    検査は主にレントゲンを用いて診断します。場合によってはCT、MRIなどの検査も行い、他の疾患と鑑別します。

  • 治療

    治療は保存療法(手術以外の治療法)が主体となります。ギプス固定が必要になることはまれで、安静にしていれば十分、という場合がほとんどです。元のスポーツ活動レベルに回復するのには、多くの場合2〜3か月ほどかかります。
    それに対し、脛骨中央に起きる跳躍型疲労骨折や第5中足骨に起きるJones骨折と呼ばれる疲労骨折は治りにくいため、手術が必要になることもあります。

  • 予防

    運動後には十分な休息が必要です。多くは成長期に起こるため、十分な睡眠が不可欠です。筋力トレーニング、ストレッチ、適切な運動量、フォームの矯正等も予防に効果的です。特に体が硬い場合にはストレッチが重要になります。
    長距離ランナーに起こることが多いため日本陸上競技連盟では「疲労骨折予防の10か条」を掲げており、啓蒙や予防に努めています。参考にして下さい。

日本陸上競技連盟 疲労骨折予防の10か条

疲労感、体調には十分気を付けましょう。
ロードでもトラックでもフィールドでもたくさん走れば発生します。
運動しすぎは要注意です。
骨密度が低ければ、発症率は高くなります。
つらい減量は疲労骨折のもとです。
生理(月経)がこないようでは骨が減ります。
疲れた筋肉では、骨は守れません。
よい栄養を取りましょう。
ボーイもガールも、疲労骨折はおこります。
運動、ランニング中のしつこい痛みは、すぐ医師へ

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