靴が原因で片側のカーブが強くなった巻き爪の治療
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写真1
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写真2
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母趾が長い間、靴より圧迫を受けていると、爪の内側が下に曲がってきます。曲がりが強くなると爪が皮膚に食い込み、痛みが生じる様になります。更に圧迫が続くとカーブが強くなって、180度近く曲がり、Uの字を描く様になります。またそれと同時に爪の厚さも増してきます(写真1)。
一般的な巻き爪の痛みは爪の先端にありますが、内側全体が強くカーブしている場合には、母趾の内側に痛みが生じる様になります。
この様な変形は、ヒールが高く、先のとがった靴を履いている方に多く見受けられます。
なかなか頑固な変形ではありますが、根気よく治療を続ければ治すことはできます。
厚くなった部分の爪を削り、ワイヤーを入れると、少しずつ巻き爪は矯正され、平らな爪になります(写真2)。
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